売上や総資産、利益などの財務情報は財務諸表によって開示され、監査によって信頼性が担保させるという財務諸表開示制度が各国にて制度化されているのはご存知の通りです。
近年、特に欧米では非財務情報の開示の社会的要請が強くなり、特に欧州では枠組みや基準を設定し、審議が繰り返し行われています。
関連する基準が多いので、以下のように少し整理してみした。
欧州の基準が一番先行しているイメージです。
CSRDが非財務情報を開示する枠組みを定めたもの、ESRSが具体的な開示する非財務情報を定めたものです。日本でも2024年3月より有価証券報告書で非財務情報の開示が要求されましたが、これは基準の設定に先行して内閣府令により開示が要求されたものです。
今後基準の設定主体(日本はSSBJ)の発信する情報により準拠すべき基準の確認が必要となります。
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